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 今年の4月12日はイースター記念礼拝でした。イースターは、クリスマスと並んで大きな喜びをもって集う礼拝です。しかし、今年は新型コロナウイルス拡大防止のために松見ケ丘キリスト教会では、会堂での礼拝を中止することにしました。

 教会に集って一緒に礼拝することを楽しみにしていた方々は、家庭において個人礼拝をし、ウエブにアップした牧師の礼拝メッセージを聞いて礼拝を守った方々が多かったようです。松見ケ丘キリスト教会の会堂には誰も集まってはいないのですが、日曜日の朝、たまごをモチーフに復活を記念するリースが飾りつけられていました。フラワーデザインをなさっているMさんの作品です。

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 たまごは昔からイースターと結びつけられて用いられていたようです。現在でもイースターが近くなると教会学校の教師の方々はこどもたちのためにゆで卵を作り、卵の表面を食紅で染めたり楽しい模様のあるセロファンを用いたものをこどもたちにプレゼントします。またそのたまごを教会のあちこちに隠し、「たまご探しゲーム」などをしてイースターを祝います。

 ひよこがたまごの空を破って誕生する様子は、十字架につけられ殺され墓におさめられたイエス・キリストが、三日目に死からよみがえって墓から出て来たことを思い起こさせます。教会に集うこどもたちはイースターといえば、「イースターエッグ」を思い起こすはずです。来年のイースターには教会に一緒に集い、イースターエッグを手に持ちイースターを祝うことを楽しみにしています。

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会堂正面に飾られたイースタリース
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イースターには教会の庭にある桜の木は葉桜になっていました
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でも、少し前までは見事な花を咲かせていました

今日の聖書 Ⅰコリント15:16〜22

  もし死者がよみがえらないとしたら、キリストもよみがえらなかったでしょう。そして、もしキリストがよみがえらなかったとしたら、あなたがたの信仰は空しく、あなたがたは今もなお自分の罪の中にいます。そうだとしたら、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったことになります。もし私たちが、この地上のいのちにおいてのみ、キリストに望みを抱いているのなら、私たちはすべての人の中で一番哀れな者です。

 しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。死が一人の人を通して来たのですから、死者の復活も一人の人を通して来るのです。アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストにあってすべての人が生かされるのです。