紫陽花が植えられた横浜永谷キリスト教会の写真ですが、この写真は紫陽花がいっぱいの庭を目指している横浜永谷キリスト教会の花壇「完成予想写真」です。もちろんPhotoshopによる加工写真です。
横浜永谷キリスト教会は毎年6月になると、地域の方々を教会にお招きする「紫陽花オープンチャーチ」を行なっていました。開拓期に奉仕したドイツ人宣教師の発案で、日本のじめじめした梅雨の季節に楽しいイベントを教会で行いたいということで始まったイベントです。
私が横浜永谷キリスト教会の牧師として招かれる際に、横浜永谷キリスト教会の方々は教会名を「あじさい教会」にしたいぐらい紫陽花が好きな人が多い聞かされました。そこで、「紫陽花」の花言葉を調べてみると、土壌によって色が変わることから「移り気」、ピンクの紫陽花は「元気な女性」、青色の紫陽花は「辛抱強い愛」などとありまし。しかし、教会としていちばんぴったりだったのは、小さな花びらが集まっている様子から「家族の団らん」という花言葉です。
聖書には教会は「神の家族」(エペソ2章19節)にたとえられています。ユダヤ人も異邦人もなく、教会は「神の家族」であるというのは、すばらいことです。しかも国籍は天国です。「家族の団らん」は、教会の兄弟姉妹が神の家族として愛し合うこと様子を言い表している花言葉です。
そういうわけで、地域の方々に神の家族に加わっていただきたいという願いを込めて、教会の庭を紫陽花でいっぱいにしようということになり、今年の4月、ばらばらに植えられていた紫陽花を道路側に一列に植え替え、新しい紫陽花の苗も加えした。
5月末に早咲きの紫陽花が咲き始めましたが、少し年月がかかるようで、どうも完成予想写真のようには現在なっていません。しかし、美しく咲き始めた紫陽花を見て、兄弟姉妹は喜び、さらなる開花を待ち望んでいます。
実に、キリストこそ私たちの平和です。キリストは私たち二つのものを一つにし、ご自分の肉において、隔ての壁である敵意を打ち壊し、様々な規定から成る戒めの律法を廃棄されました。こうしてキリストは、この二つをご自分において新しい一人の人に造り上げて平和を実現し、二つのものを一つのからだとして、十字架によって神と和解させ、敵意を十字架によって滅ぼされました。
また、キリストは来て、遠くにいたあなたがたに平和を、また近くにいた人々にも平和を、福音として伝えられました。このキリストを通して、私たち二つのものが、一つの御霊によって御父に近づくことができるのです。
こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。