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「四つ葉のクローバー」と「三つ葉のクローバー」


 幸運や幸福のシンボルの「四つ葉のクローバー」を「三つ葉のクローバー」の中から探すという行為は、誰でも一度はやってみた行為ではないでしょうか。しかし、そうそう簡単に四つ葉のクローバーを見つけることはできません。

 実は私自身も子どもの頃から道端にあるクローバーを見て、四つ葉のクローバー探しをしていましたが、一度も見つけることができませんでした。2013年に弘前市に住むようなって、弘前公園に毎朝ウォーキングに出かけるようになって、公園内のたくさんのクローバーを見て、再び挑戦したのですが、一度も見つけることができませんでした。

 ところがある日、公園内で販売されていた「カランカランアイス」を買ったとき、売り子のおばさんから、四つ葉のクローバーをプレゼントされたのです。貴重なものなのでもらうのをためらっていたら、自分は簡単に公園内で見つけることができるので、もらってくださいということで、ありがたく「四つ葉のクローバー」をもらいました。


 それ以来、公園内には四つ葉のクローバーは必ずあると信じて探してみると、次々に四つ葉のクローバーを探し出すことができたのです。よくSNSなどで、違った漢字が一つありますというクイズを見かけますが、試しても全部同じ漢字のように見えます。しかし、それは錯覚で一字一字確かめると、実は違った漢字が必ず一つあることに気づきます。それと同じことがクローバーでも言えるようで、かなりの確率で四つ葉のクローバーがまぎれていることが多いようです。一度見つけると、次々に見つけることができます。冒頭の写真の中にも四つ葉のクローバーが隠れていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

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 「四つ葉のクローバー」が幸運や幸福のシンボルとして覚えられるようになったのは、アイルランドにキリスト教を伝えたパトリックに由来していると言われています。パトリックはアイルランドの国花となっているクローバーを用いて、コリント人への第一の手紙1313節にある「いつまでも残るものは信仰と希望と愛、これら三つです。そのうちいちばんすぐれているのは愛です」という真理を教えました。そして四つ葉はその中心が十字架になっていることから、十字架につけられたキリストを覚えるものとして教えたようです。

 十字架は本来、重罪を犯した者への処刑方法でしたが、罪のないイエス・キリストが十字架につけられ、殺されることによって、人間の罪があがなわれ、救いの道が開かれたことから「神の愛」の象徴として覚えられるようになりました。ですから、三つ葉は「信仰、希望、愛」四つ葉は「十字架の神の愛」と教えられると、私は不思議に納得します。

 ちなみ私はその後、弘前公園でたくさんの四つ葉のクローバーを発見し、観光客にプレゼントしたときには大いに喜ばれました。



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今日の聖書』 コリント人への手紙 13章 13節

こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。
その中で一番すぐれているのは愛です。